ミニ情報

【タオル川柳】コンテスト受賞作を勝手に批評!自分で作った5作品も発表!

世の中にはさまざまな川柳があり、活気に満ちたやり取りが行われています。

なかでももっとも有名なものは、サラリーマン川柳、ではないでしょうか?

 

川柳について調べてみると、本当にいろんなものがあると驚かされます。

サラリーマン川柳、主婦川柳、高校生川柳…。

何気ない日常のひとコマを、独自の切り口で面白おかしく語っていく…。

川柳は誰もが楽しくできる、国民的娯楽、と言えるのではないでしょうか?

 

わたしが調べ物をしていたときに、偶然、タオル川柳なるものを発見しました!

三重で長年タオル作りを行っている老舗、おぼろタオルが募集したものです。

 

タオル川柳に選ばれた作品を見たのですが…、ある思いを抱くことになりました。

これだったら自分の方が面白いものを作れるのではないか?

 

外野からいきなりガヤを飛ばし、勘違いも甚だしい男が、一句詠んでみることにしました。

タオル川柳に受賞した作品の批評し、自作で作った5作品を披露したいと思います。

タオル川柳について

タオル川柳は、2018年におぼろタオルが開催したコンテストです。

タオルの普及、日本製タオルの使いやすさの周知、などを目的としています。

>おぼろタオル タオル川柳大募集!

公募懸賞ガイドや公募ガイドなどで、幅広く募集が行われていたようです。

タオルにまつわるさまざまなエピソードを、独自の切り口で語っているのが特長です。

タオル川柳で当選した作品について

タオル川柳の当選作品を見ていきたいと思います。

わたしの感想を添えて、好き勝手に批評しています。

最優秀賞

「おぼろ好き 母の好みが引き継がれ」

シンプルかつストレートな一句で、情景がありありと伝わってくる一句です。

これからも、おぼろ好きが代々引き継がれていくことを予感させています。

おぼろタオルはものすごく使いやすく、わたしも大好きなタオルです。

おぼろタオルさんが主催していて、おぼろタオルを読んだ一句が最優秀賞!

選考はフェアに行われていると思いますが、やはりおぼろタオルを褒めておいた方が良いのか!?なんて勘ぐったりします。

優秀賞

「初孫の 湯上がりを待つ ニュータオル」

「おふくろの やさしさにも似た この風合い」

「爺っちゃんの 真似して孫も 前かくし」

最近は言わなくなりましたが、昔は新しい服を「おニューの服」とか言っていました。

ニュータオルと読んだ1句は、「おニュー」と言っていたことを想像させます。

 

おふくろに似たやさしい風合い…、おぼろタオルを予感させてくれる1句です。

タオルの風合いとおふくろのやさしさを、重ね合わせて、率直な思いを綴っています。

 

最後の1句は、子供の成長の様子を感じさせるものとなっています。

爺っちゃんの人柄は…、わりと繊細なタイプの人、なのでしょうか?

森田庄三郎賞

「やわらかな 朧月夜の 露天風呂」

「肌触り これぞ日本の おもてなし」

「ウッカリと 亭主のタオルで 顔をふき」

「朧月夜の」という表現は「おぼろ月夜の」という風に、ひらがなにした方が良いのではないでしょうか?

情景がありありと思い浮かぶ、詩的な表現がとても素敵な1句です。

 

2つ目の、肌触りと日本のおもてなし、は、果たしてリンクするのでしょうか?

日本製を応援したい気持ちは分かりますが、過剰に謳いすぎるのはちょっと…、と思ったりもしてしまいます。わたしも日本製が好きなので、特に不満があるわけではないですが…。

 

3つ目の、亭主のタオルで顔をふき、というのは、やっちまったという感情なのでしょうか?

遠回しにディスっている気がしなくもない、微妙な感情が沸き起こる1句となっています。

 

ほかにもさまざまなタオル川柳があります。

タオル川柳コンテストの当選者は、以下の公式HPからご覧下さい。

>タオル川柳コンテスト ~当選者発表~

自作のタオル川柳5本を発表!

わたしが作ったタオル川柳は、以下のとおりです。

「涙拭く 色褪せた生地 タオルかな」

「けぶる夜 タオルの匂い あの記憶」

「雑巾で きれいに掃除 別れだね」

「いつまでも タオルとともに いたいから」

「タオルかな 嗚呼タオルかな タオルかな」

最初の2句は、なんとなくそれっぽい雰囲気を出して、詠ってみました。

それぞれ、青春時代のワンシーン、夜の大人のワンシーン、となるでしょうか?

雑巾…は、タオルの最後の務めの場面を、描いてみた1句です。

4つ目の句は、どこかのお笑い芸人、が言いそうな1句となっています。

最後の1句は、もはや歴史的に有名な某詩人の完全丸パクリ、といった感じです…。

 

最初は自信満々に勝てる!なんて調子に乗りましたが、フタを開けてみると、微妙な句になってしまいました。

タオルメーカーの専務とした話について

わたし個人の経験ですが、むかし、タオルメーカーの専務と話をしたことがあります。

そのときに、ふと疑問に思って、こんな質問を投げかけてみました。

日本に作れて中国に作れないタオルはあるのか?

タオルメーカーの専務は、ハッキリとない!と言い切っていました。

 

日本製に対する過剰な品質・安全信仰は、ときどき危険に感じたりもします。

日本製を応援したい気持ちはありますが、過剰に持ち出すのもちょっと…、と思います。

特に「肌触り これぞ日本の おもてなし」という句には、少しだけ違和感を覚えました。

言わんとしていることは分かるし、わたしも日本製を使いたいと思っている派です。

 

日本製=高品質というイメージによって、本当は競争力が落ちているのにあぐらをかいている…、そんな風になっていないか、ちょっと心配だったりします。

(あるいはそういった心配は、杞憂なのかもしれません)

タオル川柳は楽しい

タオル川柳は、ものすごく楽しい企画となっていました。

おぼろタオルさんは、機会があれば第二回も、という風に言っています。

次は果たしてどんな作品が、当選を果たすのでしょうか?

もし機会があれば、応募してみようかな~。