タオルの数え方として一般的によく使われているのが「枚」という単位です。
日常生活の中でタオルを指すときには、誰もが「枚」を使っていると思います。
しかしタオルを製造している業者は、さまざまな呼び方でタオルを数えています。
タオル業界でよく使われている単位について、意味や使い方をまとめてみました。
タオルに使われる単位について
タオルに使われるさまざまな単位について、順番に見ていきたいと思います。
枚(まい)、本(ほん)
タオルを数えるときにもっとも使われているのは、「枚」と「本」という単位です。
タオルの枚数と言えばしっくり来ますが、「本」はあまり聞かないかもしれません。
「本」は手ぬぐいの数え方に由来していて、広げると単位が「枚」に変わったりします。
打(ダース)
タオルの業者間で使われている単位として、以下のようなものもあったりします。
打(ダース)は12のことを指していて、世界中でさまざまなモノに使われています。
しかし「4打6枚=54枚」や「8打9枚=105枚」など、かなり分かりにくいです。
12進法を10進法に直すという作業が発生して、馴染みがなければすごくややこしい!
匁(もんめ)
匁(もんめ)はタオルの重さを表す単位であり、1匁=3.75gとなります。
数字が大きくなるほど生地が厚くなり、特に高級タオルなどは数字が大きくなります。
タオルは業者間の場合、1ダース12枚単位で取引していているために注意が必要です。
一般的なタオルでよく取引されている目安として、以下を挙げることができます。
最薄手…180匁
薄手…200匁
やや薄手…220匁
標準…240匁
番手(ばんて)
綿糸の太さを表す単位であり、50番手とか80番手といった使い方をします。
1番手は、1ポンド≒453kgの綿花を840ヤード≒768m(メートル)の糸のことです。
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